赤坂「双子のライオン堂」様の、POP講座に行ってきました。
書店で働いた経験があるにも関わらず、POPというものを描いたことがありません。
POPとは、お店のお客様にアピールしたり情報を提供するために掲示される小さなカードの事。書店では、書籍の内容を紹介するものが多いです。
ひとくちに書店のPOPと言っても、そのスタイルは、お店により、本により、担当者さんにより、様々です。
細かい字でみっしりと書評を描くものや、目を引くキャッチコピーで勝負するもの、絵柄や色使いに凝ったビジュアル派など。
今回講座で教えて下さった「でんすけのかいぬし」さんは、とにかく絵が上手くて、見せ方のアイデアを豊富に持っているビジュアル派の方でした。
絵が苦手なので、華やかなPOPを作るのは無理ではないかと思っていたのですが、文字の色を変えてみたり、大きさにメリハリを付けたり、文字を装飾してみたり、シールやマスキングテープ、切り抜きを駆使して飾ったり、目をひくPOPを作る方法はいくらでもあると教えてもらいました。
かいぬしさんは、絵を教えるのが非常に上手な方だったので、絵を描くことにも挑戦。
コツは、まず、〇△□など単純な記号でアタリをつけて、その後にくづけする様にすると、びっくりするくらいいい感じ。楽しかったので、帰宅した後お絵かきを延々とやってしまいましたよ。
私なりにまとめた、POPの書き方のコツは以下の通り。
・まずはポップを描く商品の好きなところを5つほど挙げ、それをまとめて文面を考える。
・好きな要素のディテールを加えたり、ちょっとだけ盛って(盛りすぎると白々しいので注意)キャッチコピーを考える。
・キャッチコピーを考える時は、ポエマーになったつもりで
・文章量は長くても200字くらい。Twitterで紹介するつもりで
・文字の大きさにメリハリをつける
・小さい文字もやや太目(0.8くらい)のペンで書くと読みやすい
・スペースが広すぎるよう感じたら、マスキングテープやマーカーで囲ってしまう。
・レイアウトは、対角線やナナメのラインを意識して
・画材にはこり過ぎない。100円ショップを活用
それやコレを踏まえて自宅で作ってみたのが、山崎まどかさん「優雅な読書が最高の復讐である」のポップ。
タイトルが長くて画数も多いから、文字のバランスががが
一箱古本市に出す本のポップもいくつか手直し。
残念な出来だった、東山彰良「流」のポップも手直し。
楽しいので、もっともっと作ると思います。
【本日の5冊】
- 作者: エドエンバリー,Edward R. Emberley,横山直子
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 1999/04/01
- メディア: 単行本
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